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Jackeryは停電時に自動で電源が切り替わる?UPS機能の仕組みと使い方

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YU

30代女性で夫と3歳の子どもと3人暮らし。実体験をもとに役に立つ情報を発信します。 仕事は大手企業にて給与計算・産休育休相談など労務領域を担当。夫婦でサイドFIREを目指しています。

Jackeryには「停電時に自動で電源が切り替わる」機能がある

YU
YUです。「ポータブル電源は防災に必要か?」の記事で実機の取扱説明書を読んでいて、購入前は気づいていなかった機能を見つけました。コンセントとJackeryを両方つないでおくと、停電の瞬間に自動でバッテリー給電へ切り替わるという、簡易的なUPS(無停電電源装置)のような機能です。
え、何もしなくても勝手に切り替わるの?停電に気づかなくても大丈夫ってこと?
YU
基本的にはそうです。ただし「本物のUPS」とは違う点や、向いている家電・向いていない家電もあるので、この記事で仕組みと使い方を整理してみました。

この記事では、次のことが分かります。

  • Jackeryの自動切り替え機能(疑似UPS機能)の仕組み
  • 使い方(接続方法)の3ステップ
  • 向いている家電・向いていない家電
  • 「本物のUPS」とどう違うのか

自動切り替え機能の仕組み(取扱説明書より)

HIROが購入したJackery Solar Generator 2000 New(型番JE-2000D、定格容量2042Wh・定格出力2200W)の取扱説明書には、この機能について次のように書かれていました。

自動切り替え機能のポイント(取扱説明書より)

  • 家庭用コンセントとJackeryを両方接続しておくと、電気が突然止まった場合に20ms(0.02秒)以内で自動的にバッテリー給電へ切り替わる
  • データサーバー等、瞬断が許されないシビアな機器向けの本格的なUPSではないため、そうした機器への接続は避ける
  • 複数の機器を同時に接続するのも推奨されていない
  • この機能を使っている間、停電前の最大出力は定格の2200Wから1500Wに制限される(停電が始まると2200Wに戻る)

HIRO
20msというのは人間の感覚では気づけないくらいの一瞬だから、パソコンの画面がチラつくくらいで済むケースが多いと思う。でも「本格的なUPSではない」とはっきり書かれている以上、過信は禁物だね。
YU
はい。あくまで「停電に気づかず何もしなかった場合の保険」くらいに捉えておくのが安全だと思います。

使い方は3ステップ、特別な設定は不要

この機能を使うための操作はとてもシンプルです。

自動切り替え機能の使い方

  • ①Jackery本体をACアダプターで家庭用コンセントに接続し、満充電にしておく
  • ②コンセントにつないだままのJackery本体に、守りたい家電のプラグを差し込む
  • ③停電が起きると、特別な操作をしなくても自動でバッテリー給電に切り替わる
YU
普段からACコンセントとJackeryをつなぎっぱなしにしておく、という点がポイントです。使う直前に慌てて接続するものではなく、「常時待機させておく」使い方になります。

対応モデルの詳細は公式サイトの製品ページで確認できます。

向いている家電・向いていない家電

取扱説明書の注意点をふまえると、この機能に向いている家電・向いていない家電はある程度切り分けられます。

向いている家電の例

  • 冷蔵庫(数十msの瞬断があっても壊れたり食品が傷んだりしにくい)
  • Wi-Fiルーター、照明、扇風機など、多少の再起動があっても問題ない機器
  • 観賞魚の水槽のエアポンプ・ろ過装置など、止まると困るが精密機器ではないもの

向いていない・注意が必要な機器の例

  • データサーバー、ワークステーション等の精密機器(取扱説明書で明確に非推奨)
  • 複数の機器を同時に接続すること(1台に絞るのが推奨)
  • 酸素濃縮器・人工呼吸器等の生命維持に関わる医療機器(この機能で代替できるかは自己判断せず、必ずメーカー・主治医・医療機器の販売店に確認する)

HIRO
パソコン作業中の停電でデータが消えるのが不安な人もいると思うけど、この機能は「パソコンを守り切る」ためのものというより、「冷蔵庫のような、止まると困るけど瞬断には耐えられる家電」向けと考えた方がよさそうだね。
YU
特に医療機器は命に関わるので、この機能をあてにするのではなく、必ず専門家に相談してほしいポイントです。

「本物のUPS」とはどう違う?

業務用として売られている無停電電源装置(UPS)は、給電方式によって主に3種類に分かれます。

UPSの給電方式と切替時間の目安

  • 常時商用給電方式(オフライン方式): 最もシンプルでコストが低い方式。切替時間の目安は5〜10ms
  • ラインインタラクティブ方式: AVR(自動電圧調整器)を搭載し、電圧の上下も補正。切替時間の目安は数ms
  • 常時インバータ方式(オンライン方式): 常にインバータ出力を経由するため、切替時間を実質ゼロにできる。価格は最も高め

Jackeryの20msという切替時間は、最もシンプルな「常時商用給電方式」と同等かやや長めの水準です。業務用のオンライン方式UPSのような「切替時間ゼロ」を保証するものではないため、パソコンやサーバーといったシビアな機器の保護には向かない、という取扱説明書の注意点にもつながります。

HIRO
業務用UPSは精密機器を守り切るために存在していて、価格も数万円〜数十万円するものが多い。Jackeryの自動切り替え機能はあくまで「ポータブル電源のおまけ機能」という位置づけで、そこは混同しない方がいいね。
YU
「本格的なUPSの代わりにはならないけど、何もないよりはずっと安心」というくらいの温度感で捉えるのがちょうどいいと思います。

出力制限(2200W→1500W)にも注意

もう一つ見落としがちなのが、この機能を使っている間の出力制限です。取扱説明書によると、コンセントに接続して待機している間は、最大出力が定格の2200Wから1500Wに制限されるとのこと。停電が始まってバッテリー給電に切り替わった後は、通常通り2200Wまで使えるようになります。

YU
待機中に消費電力の大きい家電を同時に何台もつなぐと、1500Wの上限に引っかかる可能性があります。この機能を使う間は、守りたい家電を1台に絞っておくのが安全だと思います。

まだ実際の停電では試せていません

HIRO
正直なところ、我が家ではまだ実際の停電でこの機能を試したことはない。取扱説明書を読んで初めて存在を知ったくらいだから。
YU
まずは冷蔵庫か寝室の照明あたりで、常時つなぎっぱなしにしておこうと思っています。実際に停電を経験したり、意図的に試す機会があれば、感想を追記しますね。

よくある質問

Q. Jackeryの自動切り替え機能を使うのに特別な設定は必要?

A. 特別な設定は不要です。Jackery本体を家庭用コンセントに接続したまま、守りたい家電のプラグをJackery本体に差し込んでおくだけで、停電時に自動で切り替わります。

Q. パソコンをこの機能につないでおけば、停電してもデータは消えない?

A. 20msという切替時間は業務用UPSの中でも最もシンプルな方式と同等の水準で、切替時間ゼロを保証するものではありません。取扱説明書でもデータサーバー等シビアな機器への接続は避けるよう明記されているため、パソコンの保護を目的に使うのはおすすめできません。

Q. 何台の家電を同時につないでもいい?

A. 取扱説明書では複数の機器を同時に接続することは推奨されていません。また待機中は最大出力が1500Wに制限されるため、消費電力の大きい家電を複数つなぐと上限に達する可能性があります。

Q. 医療機器にも使える?

A. 酸素濃縮器や人工呼吸器など生命維持に関わる医療機器については、この機能で代替できるかどうかを自己判断せず、必ずメーカーや主治医、医療機器の販売店に確認してください。

まとめ

この記事のポイント

  • Jackeryにはコンセントと接続しておくと停電時に20ms以内で自動的にバッテリー給電へ切り替わる機能がある
  • 特別な設定は不要で、常時つなぎっぱなしにしておくだけで使える
  • 冷蔵庫やWi-Fiルーターなど、多少の瞬断に耐えられる家電向き。パソコン・サーバー・生命維持医療機器には非推奨
  • 業務用UPS(特に常時インバータ方式)ほどの切替速度・信頼性はなく、あくまで「保険」的な機能と捉えるのが安全
  • 待機中は最大出力が2200Wから1500Wに制限されるため、同時接続する家電は絞るのがおすすめ

YU
知らずに眠らせておくにはもったいない機能でした。特別な準備がいらないので、これを機にわが家でも常時接続を試してみようと思います。

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