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生活防衛資金はいくら必要?わが家が100万円から200万円に増やした理由

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HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

生活防衛資金って結局いくら用意すればいいんだろう・・・今の貯金で足りているのか不安・・・

この記事では、一般的な目安と、現金を薄く持つ方針の わが家が100万円から200万円に増やした理由を、正直に公開します。

生活防衛資金という言葉は知っているけど、

  • 自分の世帯でいくら用意すればいいのか分からない
  • 「生活防衛資金なんていらない」という意見も見かけて、どっちが正しいのか迷う
  • 投資に回すお金とのバランスをどう取ればいいのか知りたい
HIRO
結論から言うと、水準は世帯・働き方・価値観によって変わるから「これが正解」という金額はないんだ。ただ、目安の考え方と、わが家がどう金額を決めてきたかは具体的に話せるから、今日はそれを紹介するね。

生活防衛資金はいくら必要?一般的な目安

HIRO
よく言われる目安は、働き方によって変わるんだ。

働き方別の一般的な目安

  • 会社員:生活費の3〜6ヶ月分(雇用保険の失業給付があるため)
  • 自営業・フリーランス:生活費の6ヶ月〜1年分(収入の変動が大きいため)
  • 子どものいる世帯:生活費の6〜12ヶ月分(支出が固定化しやすいため)

YU
月の生活費が25万円の家庭なら、3ヶ月分で75万円、6ヶ月分で150万円が目安ってことだね。
HIRO
そういうこと。まずは自分たちの毎月の生活費を把握してから、当てはまる期間分を計算してみるのが第一歩だよ。

わが家の場合:100万円から200万円に増やした理由

HIRO
「資産形成では現金は薄いほうがいい?」でも話した通り、わが家は生活防衛資金以外の現金はできるだけ薄く持つ方針。でも、その生活防衛資金そのものの金額感は、この数年で変わってきたんだ。

YU
どう変わったの?
HIRO
元々は100万円くらいのイメージだったんだけど、最近は少し厚めにして200万円くらいに増やしたよ。

YU
なんで増やそうと思ったの?
HIRO
2つ理由があって。1つは「リスクをある程度取らないとリターンはない」という投資の原則に則った上で、それでも守りの部分は一定必要だという判断。もう1つは子どもが生まれて家計の「運転資本」が大きくなったから。これは企業経営で考えることと基本的に同じなんだ。

「運転資本」という企業経営の考え方

HIRO
企業経営では、日々の事業活動を回すために必要な現金を「運転資本」と呼ぶんだ。売上が入るタイミングと、仕入れや人件費で現金が出ていくタイミングにはズレがあるから、そのズレを埋めるための現金を手元に置いておく必要がある。

YU
それが家計にも当てはまるってこと?
HIRO
まさに。子どもが生まれると、毎月固定でかかる支出(保育料・習い事・教育費等)が増えるし、急な体調不良や行事での出費も読みにくくなる。事業の運転資本と同じで、支出の規模が大きくなった分だけ、それを支える現金も厚くしておくべきだと考えたんだ。

「生活防衛資金はいらない」という意見をどう考えるか

YU
ネットだと「生活防衛資金なんていらない、全部投資に回した方がいい」っていう意見も見かけるけど、これについてはどう思う?
HIRO
水準は個人のリスク選好度によって違っていいと思うけど、さすがにゼロは危険だと感じるよ。

HIRO
大事なのは、何か想定していない事象が起きた時にカバーできるかということ。例えば急な体調不良で欠勤が増えて、キャッシュインの金額が減ったりタイミングが後ろにずれたりするケース。逆に、臨時の出費でキャッシュアウトが急に大きくなるケースもあるよね。

生活防衛資金ゼロが危険な理由

  • 体調不良で欠勤が増え、収入(キャッシュイン)が減る・遅れる可能性がある
  • 家電の故障・通院等、想定外の出費(キャッシュアウト)が急に発生する可能性がある
  • こうした事態が起きても、投資信託等を解約して現金化するまでには数日〜数週間かかる
HIRO
僕自身は、それらが起きても投資信託を解約して手元現金を確保できるまでの間、生活を繋ぐための現金は必要だと考えているよ。全部を投資に回すのではなく、「解約が現金化されるまでの日数分は手元に置いておく」というイメージだね。

生活防衛資金以外の現金は薄く持つ、というバランス

HIRO
ここまで「生活防衛資金は必要」という話をしてきたけど、「資産形成では現金は薄いほうがいい?」で話した通り、生活防衛資金を超える現金まで厚く持つ必要はないというのがわが家のスタンス。

YU
つまり、「守りの現金(生活防衛資金)」と「それ以外」を分けて考えているんだね。
HIRO
そういうこと。守りの現金は運転資本として厚めに(100万円→200万円へ)確保しつつ、それ以外の余剰資金は「NISAと確定拠出年金をどう使い分けるか」で話した通り、しっかり資産形成に回す。この線引きが大事だと思っているよ。

よくある質問

Q. 生活防衛資金はどこに置いておくべきですか?
A. すぐに引き出せる普通預金や定期預金等、元本割れのリスクがない置き場所が基本です。投資商品(株式・投資信託等)は値下がりリスクや解約から現金化までのタイムラグがあるため、生活防衛資金としては不向きとされています。

Q. 生活防衛資金が貯まったら、その後はどうすればいいですか?
A. 目安の金額に達したら、それ以上の余剰資金はNISA・iDeCo等での資産形成に回す考え方が一般的です。生活防衛資金だけを厚くし続けると、インフレで現金の実質価値が目減りするリスクもあります。

Q. 生活防衛資金の金額は一度決めたら変えなくていいですか?
A. ライフイベント(結婚・出産・転職等)で支出構造が変わるタイミングで見直すのがおすすめです。わが家も子どもが生まれたことをきっかけに、100万円から200万円へ金額感を見直しました。

生活防衛資金を確保したら、残りはしっかり資産形成に

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まとめ

HIRO
生活防衛資金の金額に絶対の正解はないけど、「想定外の事象が起きても、現金化するまでを繋げられるか」という視点で考えると決めやすいと思うよ。わが家は子どもが生まれたタイミングで、家計の「運転資本」が大きくなったことを踏まえて100万円から200万円に増やした。
YU
「ゼロにするかどうか」の二択じゃなくて、「自分たちの守るべきラインはどこか」を考えることが大事なんだね。

生活防衛資金の考え方に唯一の正解はありませんが、「守りの現金」と「それ以外の資産形成」を分けて考えるという視点は、多くの方の参考になるのではないかと思います。現金比率全体の考え方は「資産形成では現金は薄いほうがいい?」、わが家が目指す働き方の全体像は「サイドFIREとは?」もあわせてご覧ください。




  • この記事を書いた人

HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

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