資産形成・FIRE

資産形成では現金は薄いほうがいい?わが家がインフレを見据えて現金比率を抑えてきた理由

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HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

投資に回すお金と、現金で持っておくお金、どれくらいの割合にすればいいんだろう・・・

この記事では、独身時代からできるだけ現金を薄く保ち、リスクを取って資産形成をしてきた僕の考え方を、インフレとの向き合い方も含めて正直に紹介します。

投資を始めたいと思っているけど、

  • 現金をどれくらい手元に残しておけばいいのか分からない
  • インフレが心配だけど、具体的にどう資産形成に反映すればいいのか分からない
  • 大きな支出(住宅購入等)を控えている時、現金をどう準備すればいいのか知りたい

HIRO
本サイトを運営している中小企業診断士のHIROです。
HIRO
僕は基本的に、現金はできるだけ薄く持ち、余剰資金は投資に回してリスクを取るという方針でここまで資産形成をしてきました。ただ今は、住宅購入を見据えて例外的に現金を厚くし始めています。今日はその考え方を紹介します。

現金を薄くする方針は独身時代から

HIRO
この考え方を持つようになったのは、2015年頃、まだ独身だった時期からです。当時、正直なところ同年代と比べて蓄財できていない自覚があったんですよね。

YU
そこからどうやって考え方を変えていったの?
HIRO
今後家族ができたりすれば、守るべきものが増えて、今ほどリスクを取れなくなるだろうと考えたんだ。だったら、独身のうちにできるだけ現金を薄くして、投資に回してリスクを取って運用した方がいいという結論に至ったんだよね。それによって、それまでの蓄財の遅れを巻き返したいという考えもあった。

この方針は、以前紹介した「生活防衛資金は月間支出の2〜3ヶ月分、多くても半年分を現金で確保する」という考え方とセットになっています。生活防衛資金として確保しているその分は別枠として維持しつつ、それ以外の余剰な現金はできるだけ持たない、というのが僕の基本スタンスです。それ以上の資金が必要になった場合は、投資信託等を取り崩せばよいと考えています。

インフレで現金の価値が目減りするという考え方

YU
インフレって具体的に何か怖い思いをしたきっかけがあったの?
HIRO
実は、具体的な危機感があったわけではないんだよね。ただ、長期金利も上がってきているし、インフレによって現金の実質的な価値が相対的に下がっていくのは、理論的に見れば当たり前のことだと考えている。これは診断士の勉強で身につけた知識が影響しているのかもしれない。

「インフレが怖いから現金を持たない」という感情的な話ではなく、物価が上がれば、同じ金額の現金で買えるものが実質的に減っていくという、ごく単純な理屈に基づいた判断です。この理屈自体は、経済学や財務の知識がなくても理解できるシンプルなものですが、「分かってはいるけど、なんとなく現金を厚めに持ってしまう」という人は意外と多いのではないでしょうか。

YU
頭では分かっていても、いざ投資に回すとなると勇気がいるよね。
HIRO
そうだね。だからこそ、「生活防衛資金の2〜3ヶ月分(多くても半年分)はきっちり確保した上で、それ以外は投資に回す」というルールを先に決めておくことが大事だと思っているよ。ルール化しておけば、その都度「今は現金を厚くすべきか、投資に回すべきか」を悩まずに済むからね。

今は例外的に現金を厚くしている理由

HIRO
とはいえ、今はあえて現金比率を上げているんだ。理由は、住宅購入を見据えているから。

現金を厚くしている理由

  • これまでの「予備の現金」の目安: 生活防衛資金とは別に100万〜200万円程度で十分と考えていた
  • 現在の方針: 住宅購入を見据えて、その倍程度(200万〜400万円程度)まで増やす方向に転換中
  • 理由: 頭金や諸費用など、住宅ローンやクレジットカードでは賄えず、現金で用意する必要がある支出を見込んでいるため

YU
住宅ローンを組んだとしても、頭金とか諸費用は現金で必要になるもんね。
HIRO
そうなんだよね。頭金や諸費用のような「ローンにもクレジットカードにも乗らない支払い」が発生することを見込んで、今のうちから現金の比率を計画的に上げている、というのが実情だよ。

普段は現金を薄く、目的が明確なタイミングだけ計画的に厚くするというのが、僕なりのバランスの取り方です。「一律にとにかく現金を持たない」というわけではなく、大きな支出の予定が見えている時は、その分だけ前もって現金を用意しておくという考え方です。

現金を厚くする・薄くするの判断基準

ここまでの考え方をまとめると、現金比率の判断基準は次のようになります。

現金比率を考える時の判断基準

  • 生活防衛資金(月間支出の2〜3ヶ月分、多くても半年分)は、何があっても現金で確保しておく
  • それ以外の余剰資金は、基本的には投資に回してリスクを取る(インフレで現金の実質価値が目減りするため)
  • 住宅購入等、ローン・クレジットカードでは賄えない大きな支出の予定が見えたら、その分だけ計画的に現金比率を上げる
  • 支出の予定が一段落したら、また現金を薄くする方針に戻す
HIRO
今後、頭金や諸費用を無事に用意し終えたら、また現金比率を薄くする方向に戻していくと思うよ。「今は何のために現金を厚くしているのか」を明確にしておくことが、無駄に現金を貯め込みすぎない一番のコツだと思っている。

リスクを取れる年齢・ライフステージだからこそ投資に回す、という考え方は、「iDeCoの運用実績と転職時に慌てた移換手続きの実体験を公開」で紹介した「まだこの年齢だからリスクを取れる」という判断とも通じるところがあります。

まとめ

HIRO
現金を薄くリスクを取ってきたのは独身時代からの一貫した方針だけど、大きな支出の予定が見えている今は、あえて現金を厚くしているよ。
YU
「一律に薄く」じゃなくて「目的に応じて調整する」というのがポイントなんだね。

現金比率に絶対の正解はありませんが、生活防衛資金というベースラインを決めた上で、その先は目的に応じて柔軟に調整するという考え方は、多くの方の参考になるのではないかと思います。




  • この記事を書いた人

HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

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