資産形成・FIRE

相場が暴落したら投資はやめるべき?わが家が積立を続けてきた理由

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HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

相場が暴落すると、積み立てをやめたくなる・・・

この記事では、相場を基本的に見ず、暴落を"買い増しのタイミング"と捉えて積み立てを続けてきたわが家の考え方を、コロナショック時の実体験をもとに正直に紹介します。

投資を続けたいと思っているけど、

  • 相場が下がると不安になって、狼狽売りしそうになる
  • SNSで悲観的な投資情報を見ると、余計に不安が大きくなる
  • 高い利回りを謳う怪しい投資商品に手を出しそうになったことがある
HIRO
本サイトを運営している中小企業診断士のHIROです。僕は基本的に相場を見ず、下落局面はむしろ買い増しのタイミングだと捉えてここまで積み立てを続けてきました。今日はその考え方を、実際に失敗した経験も含めて紹介します。

暴落時こそ「相場を見ない」が基本方針

資産形成を長く続けるうえで大事にしているのは、相場を淡々と積み立て、基本的には日々の値動きを見ないという方針です。むしろ相場が下落した局面は、同じ金額でより多くの口数を買える"買い増しのタイミング"だと捉えています。

YU
相場が下がったら、普通は不安になっちゃうものだよね。
HIRO
そうだね。でも下落を「安く買えるチャンス」だと捉え直すだけで、見え方はだいぶ変わると思うよ。長期の積み立て投資は、価格が下がった時ほど多く買えるから、平均取得単価を下げられるという性質があるからね。

もちろん、これは「いつか回復する」という前提があってこその考え方です。個別の値動きを毎日追いかけて一喜一憂するのではなく、長期で見た時に資産が積み上がっていけばいい、というスタンスを取っています。

コロナショック時、実際にやったこと

HIRO
この考え方が一番試されたのが、2020年のコロナショックだったよ。世界中の株価が急落して、先が全く見えない状況だったよね。

YU
あの時はさすがに不安じゃなかった?
HIRO
正直、不安がなかったわけじゃない。でも感染症は、歴史的に見ればいずれ必ず収束するものだと考えていたんだ。いつ収束するかまでは読めなかったけどね。当時はまだ時間的な猶予が取れるライフステージだったこともあって、かなりリスクを取って現金比率を減らし、S&P500を買い増したんだ。

コロナショック時の判断

  • 判断の軸: 感染症は歴史的にいずれ収束する、収束までの期間は読めないが時間的猶予のあるライフステージだった
  • 実際の行動: 現金比率を減らし、S&P500を買い増し
  • 結果: 現在、この買い増し分がかなりの含み益を生んでいる

この判断は、「資産形成では現金は薄いほうがいい?わが家がインフレを見据えて現金比率を抑えてきた理由」で紹介した、普段から現金を薄く保つ方針があったからこそ動けた面もあります。暴落時に買い増す余力を残しておくには、平時から現金の使い方を決めておくことが前提になります。

SNSの投資情報を見ない理由

HIRO
もう一つ徹底しているのが、SNSや掲示板の投資情報は基本的に見ないということ。これには僕の仕事の事情も関係しているんだ。

YU
どういうこと?
HIRO
僕は仕事で経営企画・IRを担当していて、自社の未公開の重要事実(いわゆるインサイダー情報)に触れる立場にある。だから自社の株を売買することは一切していないし、コンプライアンス上できないんだ。その一方で、自社株を保有していたり、投資を検討している個人投資家の方がSNSや掲示板に書き込んでいるのをよく見かけるんだよね。

YU
実際の中身を知っている立場から見て、どう感じるの?
HIRO
正直、的外れなコメントや、根拠の薄い憶測ベースの発言がほとんどだと感じている。自分がよく知っている会社について、外野の予想がどれだけ当たっていないかを日常的に見ているからこそ、見ず知らずの銘柄についての個人投資家の発言も、同じようにポジショントークが多いんだろうな、と思うようになったんだ。

この経験から、SNSの投資情報の多くは、書き手の願望や立場に基づくポジショントークであり、鵜呑みにする価値は低いと考えるようになりました。だからこそ、相場が荒れている時ほどSNSは見ず、あらかじめ決めた積み立てのルールに従うことを大事にしています。

高利回りに惹かれて失敗した話:ソーシャルレンディング

YU
ここまで一貫した方針で来てるみたいだけど、失敗した投資はないの?
HIRO
あるよ。ソーシャルレンディングに、高い利回りに惹かれて少しだけ手を出したことがある。今は撤退しているよ。

ソーシャルレンディングは、投資家から集めた資金を事業者が企業等に貸し付け、その利息を分配金として受け取る仕組みの投資で、年利5〜10%程度をうたう案件も珍しくありません。ただし国内では、金融庁が大手事業者に業務停止命令を出した事例(2021年、SBIソーシャルレンディングが行政処分を受け、投資家への全額補填を発表)や、償還遅延・元本毀損に至った案件も過去に複数報告されています。特に無担保・無保証の案件は、貸し倒れが起きた場合に分配金や元本の支払いが遅れたり、大きな損失につながるリスクがあります。

HIRO
僕が実際に手を出した時も、詐欺的な商品や、預けたお金が期日通りに返ってこない事例が業界内にあることを知って、これは長く続けるものじゃないと判断したんだ。

YU
それで、今はどう考えているの?
HIRO
結局、信頼できる金融機関の、購入者も多く実績のある古典的な商品の方が、手数料も安くて、長期の資産形成には向いているという、当たり前と言えば当たり前の結論に落ち着いたよ。高い利回りには、それに見合ったリスクが必ずある、ということを身をもって学んだ経験だったね。

暴落時の判断基準のまとめ

ここまでの考え方をまとめると、次のようになります。

暴落時に投資を続けるための判断基準

  • 相場は基本的に見ない。下落局面は「安く買えるタイミング」と捉える
  • 暴落時に動くには、平時から現金の使い方(生活防衛資金と余剰資金の切り分け)を決めておく
  • SNSや掲示板の投資情報は、書き手のポジショントークである可能性が高いと考え、鵜呑みにしない
  • 高利回りをうたう商品には相応のリスクがある。信頼できる金融機関の実績ある商品を軸にする
HIRO
配当という形でキャッシュフローの改善を実感できる商品を選んでいるのも、こうした「NISAでETFと投資信託、両方使う理由」で紹介した考え方と根っこは同じで、相場に振り回されず、淡々と続けられる仕組みを先に作っておくことを大事にしているんだ。

暴落を恐れず積み立てを続けるなら、まずは信頼できる証券会社で口座を持つことから始まります。公式サイトから直接申し込むより、ポイントサイト「モッピー」を経由するだけでポイントがもらえます。

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まとめ

HIRO
暴落時に相場を見て不安になるより、あらかじめ決めたルールに従って淡々と続ける方が、結果的にうまくいくことが多いというのが僕の実感だよ。
YU
高利回りの失敗談も含めて正直に話してくれたから、説得力があったよ。

相場の暴落に正解の対処法はありませんが、「相場を見ない」「SNSを鵜呑みにしない」「高利回りには相応のリスクがある」という3つの判断軸をあらかじめ持っておくことは、多くの方の参考になるのではないかと思います。資産形成の全体像は「サイドFIREとは?わが家が目指す『辞めなくてもいい』働き方」、投資の始め方は「NISAと確定拠出年金を夫婦でどう使い分ける?わが家の資産形成の仕組みを公開」もあわせてご覧ください。




  • この記事を書いた人

HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

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