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学資保険とNISA、教育資金はどっちで作る?メリット・デメリットを比較して現役人事労務が解説

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HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

教育資金、学資保険とNISAどっちで準備する?

YU
子どもが生まれると、多くのご家庭で気になるのが「教育資金をどう準備するか」ですよね。
教育資金といえば学資保険のイメージが強いけど、最近はNISAで準備する人も増えていると聞くし、正直どっちがいいのか分からない…
YU
どちらにもメリット・デメリットがあるので、この記事では学資保険とNISAを、返戻率・保障機能・柔軟性の観点で比較していきます。
HIRO
僕は診断士としてお金の相談を受けることも多いんだけど、「なんとなく学資保険に入った」という人が本当に多い印象。仕組みを理解した上で選ぶかどうかで、将来の受取額が変わってくるから大事なテーマだよ。

この記事では、次のことが分かります。

  • 学資保険の仕組みとメリット・デメリット
  • NISAで教育資金を準備する場合のメリット・デメリット
  • それぞれどんな人に向いているか
  • 学資保険とNISAを併用するという選択肢

学資保険とは?仕組みとメリット・デメリット

YU
学資保険は、毎月(または毎年)保険料を積み立て、子どもの進学のタイミング等で祝金・満期保険金を受け取る保険商品です。契約時点で受取時期・受取金額が決まるため、計画的に準備しやすいのが特徴です。

学資保険のメリット

  • 契約時点で満期保険金・受取時期が確定し、計画的に準備できる
  • 契約者(親)に万一のことがあった場合、以降の保険料払込が免除されても満期保険金は予定通り受け取れる「払込免除特約」という保障がある
  • 生活費の口座と分離して積み立てられるため、強制的に貯められる
  • 支払った保険料が生命保険料控除の対象になる場合がある

学資保険のデメリット

  • 返戻率(払込総額に対する受取総額の割合)が低下しており、おおむね100〜105%程度が中心。増える金額は限定的
  • 途中で解約すると、元本割れ(払込総額より受取額が少なくなる)するリスクがある
  • 契約時に将来の受取額が固定されるため、物価が上昇すると実質的な価値が目減りする(インフレに弱い)
  • NISAのような非課税の運用リターンは期待できない
HIRO
返戻率105%と120%を扱う商品では、受取額に20万円以上の差が出ることもあるから、学資保険を選ぶなら複数社の比較は欠かせないね。

NISAで教育資金を準備するとは?メリット・デメリット

YU
一方でNISAは、投資信託やETF等を非課税で運用できる制度です。学資保険のように「教育資金専用」ではありませんが、教育資金づくりの手段として活用するご家庭が増えています。

NISAのメリット

  • 運用益が非課税(通常かかる20.315%の税金がゼロ)になる
  • いつでも売却・引き出しができる、流動性の高さ
  • 積立額を家計の状況に応じて柔軟に増減できる
  • 学資保険より高いリターンを期待できる可能性がある

NISAのデメリット

  • 元本保証がなく、市況によっては受取時に元本割れするリスクがある
  • 学資保険のような「契約者に万一があった場合の保障」はない
  • 自分で運用商品を選ぶ必要があり、放置しておけば増えるわけではない
  • 入学時期等、お金が必要なタイミングで相場が下がっていると、受け取りたいタイミングで売却しづらいことがある

NISA制度の基本や、2027年開始予定の「こどもNISA」については、「産休中に家計を見直すなら?教育資金とNISAの準備」で詳しく解説しています。

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学資保険とNISA、比較まとめ

学資保険 vs NISA、主な違い

  • 確実性:学資保険は受取額が確定/NISAは市況次第で変動
  • リターン:学資保険は返戻率100〜105%程度が中心/NISAはより高いリターンを期待できる可能性がある(元本割れリスクもある)
  • 保障機能:学資保険は契約者に万一があった場合の払込免除特約あり/NISAにはこうした保障はない
  • 流動性:学資保険は途中解約で元本割れリスク/NISAはいつでも売却可能
  • インフレへの強さ:学資保険は受取額固定でインフレに弱い/NISAは値上がりでインフレに対応できる可能性がある
YU
投資のリスクを取りたくない方、計画的かつ確実に準備したい方には学資保険が、リスクを許容できてリターンを重視したい方にはNISAが向いていると言えそうです。

学資保険とNISAを併用するという選択肢も

HIRO
どちらか一方を選ばなければいけないわけではなくて、学資保険で最低限の教育資金を確保しつつ、NISAで上乗せを狙う「併用」という考え方もあるよ。教育費のベースを守りながら、増やす部分はNISAに任せるイメージだね。
YU
保障機能を重視するなら学資保険、非課税メリットを最大限活かすならNISA、というふうに目的を分けて考えるのも一つの方法ですね。

わが家の場合

HIRO
わが家は学資保険は使わず、NISAで教育資金を作る方針にしています。理由は、学資保険は手数料が高く利回りも限定的なのに対し、NISAなら運用益への課税もなく、期待できるリターンも大きいと考えているから。
実際に学資保険の見積もりを取って比較したんですか?
HIRO
正直に言うと、特定の商品の見積もりは取っていません。診断士として金融商品を見る中で、学資保険の返戻率の低さとNISAの非課税メリットを知識として比較した上で、「うちはNISAで作る」と判断した形です。複数社を比較検討した上で学資保険を選ぶご家庭ももちろんあると思うので、その場合はこの記事で紹介した返戻率・保障機能の違いを判断材料にしてもらえたらと思います。
YU
わが家のNISA・iDeCoの使い分けについては、「NISAと確定拠出年金を夫婦でどう使い分ける?」で詳しく紹介しています。

YU
こどもNISAの活用プランについては「こどもNISAとは?2027年開始の新制度、わが家の活用プランを公開」もあわせてご覧ください。

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よくある質問

Q. 学資保険は今からでも入る価値がありますか?

A. 返戻率が低下しているため、かつてほどの貯蓄性はありません。ただし「契約者に万一があった場合の保障」や「強制的に積み立てられる」という点にメリットを感じる方には選択肢になります。複数社を比較した上で判断することをおすすめします。

Q. NISAだけで教育資金を準備するのはリスクが高いですか?

A. 元本保証がないため、市況によっては受取時に元本割れするリスクはあります。入学時期が近づいたら現金化のタイミングを検討する、学資保険や預貯金と併用する等、リスクを分散させる考え方もあります。

Q. 学資保険とNISA、併用してもいいですか?

A. 併用も一般的な選択肢です。学資保険で最低限の教育資金を確保しつつ、NISAで上乗せを狙うという考え方ができます。

Q. こどもNISAが始まったら学資保険は不要になりますか?

A. 一概には言えません。こどもNISAは非課税で運用できる制度であり、学資保険のような「契約者に万一があった場合の保障」はありません。保障を重視するかどうかで判断が分かれます。

まとめ

この記事のポイント

  • 学資保険は受取額が確定し保障機能もあるが、返戻率は100〜105%程度が中心でインフレに弱い
  • NISAは運用益が非課税で高いリターンを期待できるが、元本保証はなく保障機能もない
  • 確実性を重視するなら学資保険、リターンを重視するならNISA
  • 学資保険で最低限を確保しつつNISAで上乗せを狙う「併用」という選択肢もある
  • わが家は学資保険は使わず、NISAで教育資金を準備する方針
YU
どちらが正解ということはなく、ご家庭の考え方やリスク許容度に合わせて選ぶことが大切です。ぜひ参考にしてみてください。




  • この記事を書いた人

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30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

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