保育園を卒園したら一安心、のはずが「小1の壁」?




この記事では、次のことが分かります。
- 「小1の壁」で具体的に何が変わるのか
- 学童保育(放課後児童クラブ)の基本(公立・民間の違い、利用料)
- 学童保育の入所基準・待機児童の状況
- 申し込みのスケジュール
- 学童に入れなかった場合の対策
「小1の壁」で具体的に何が変わる?
「小1の壁」とは、保育園時代に比べて小学校入学後の放課後・長期休みの対応が手薄になり、共働き家庭の仕事と育児の両立が難しくなる問題の総称です。
小1の壁の主な原因
- 保育園より預かり時間が短い学童が多い(保育園は延長保育込みで19時台まで対応する園が多いのに対し、学童は18時台までが中心)
- 夏休み・冬休み・春休みという保育園時代になかった長期休暇が発生し、その間は朝から預け先の確保が必要になる
- 学童保育の入所基準が保育園より厳しい場合がある

学童保育(放課後児童クラブ)の基本
「学童保育」は正式には「放課後児童クラブ」と呼ばれ、大きく公立(自治体運営・委託運営)と民間に分かれます。
公立と民間の違い(利用料の目安)
- 公立の放課後児童クラブ:月額4,000〜8,000円程度が中心(自治体により差あり)
- 民間学童:月額30,000〜70,000円程度と高額になりやすい(送迎・習い事・延長保育等のオプションでさらに加算される場合も)


学童保育の入所基準と待機児童の現状
学童保育にも、保育園と同じように保護者の就労時間等に関する入所基準があります。自治体によっては、保育園より厳しい基準(フルタイム就労が前提等)を設けている場合もあるため注意が必要です。
公立学童の多くは書類審査(家庭調査票・就労証明書の提出)に加え、面接を実施する自治体もあります。
学童保育の待機児童の状況
- 2024年5月時点で、全国の学童保育待機児童数は1万8,462人(前年より2,186人増加、過去最多を更新)
- 待機児童の34.2%が小学4年生に集中(低学年優先のため、高学年ほど入りにくい「小4の壁」が存在)

申し込みのスケジュール
学童保育の申し込みは、保育園の保活と同じくらい早めの準備が必要です。
申し込みスケジュールの目安
- 公立学童:11月〜1月が申し込みの中心時期
- 民間学童:10月〜が主流
- 見学は夏〜秋に済ませておくのがおすすめ
- 就労証明書の準備には1〜2週間かかることが多い

学童に入れなかった場合の対策
万が一、希望する学童に入れなかった場合も、いくつかの選択肢があります。
学童に入れなかった場合の選択肢
- 民間学童(公立より高額だが空きが見つかりやすい場合も)
- 放課後子供教室(自治体が実施する、学童とは別の居場所提供事業)
- 児童館
- ファミリーサポート(地域の子育て支援の相互援助活動)
- オンライン学童
- 習い事の活用(放課後の時間を複数の習い事でカバー)


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よくある質問
Q. 学童保育の申し込みはいつから始めればいいですか?
A. 公立学童は11月〜1月、民間学童は10月〜が申し込みの中心時期です。見学は年長さんの夏〜秋に済ませ、9月頃から書類準備を始めておくのがおすすめです。
Q. 学童保育に落ちることはありますか?
A. あります。2024年5月時点で全国の待機児童数は1万8,462人で過去最多を更新しています。低学年優先のため、高学年になるほど入りにくくなる傾向があります。
Q. 公立と民間の学童、どちらがいいですか?
A. 一概には言えません。公立は費用を抑えられる一方で預かり時間等に制約があることが多く、民間は費用が高い分サービスが充実している傾向があります。公立と民間を併用する家庭もあります。
Q. 学童に入れなかったらどうすればいいですか?
A. 民間学童・放課後子供教室・児童館・ファミリーサポート・オンライン学童・習い事の活用等の選択肢があります。あわせて勤務先の時短勤務・テレワーク制度の活用も検討してみましょう。
まとめ
この記事のポイント
- 小1の壁は、保育園時代より預かり時間が短くなる・長期休みが発生する等が原因で起きる
- 学童保育は公立(月額4,000〜8,000円程度)と民間(月額30,000〜70,000円程度)で費用が大きく異なる
- 入所基準は保育園より厳しい場合があり、待機児童数は過去最多(2024年5月時点、1万8,462人)
- 公立は11月〜1月、民間は10月〜が申し込みの中心時期。夏〜秋の見学がおすすめ
- 入れなかった場合も、民間学童・放課後子供教室・ファミリーサポート等の選択肢がある
