資産形成・FIRE

資産1,000万円から3,000万円まで何年かかった?マス層からアッパーマス層へ、わが家の2年3ヶ月

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HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

「資産1,000万円を超えると、見える景色が変わる」とよく言われます。わが家にとっても、2021年8月はひとつの節目でした。

この記事では、資産1,000万円(マス層)から3,000万円(アッパーマス層)まで、わが家が実際に何年かかったかを、MoneyForwardに残っている実データをもとに公開します。あわせて、固定費の見直し・転職による年収アップという、資産を増やすための「支出」「収入」それぞれの工夫も紹介します。

  • 資産1,000万円は達成したけど、その先どれくらいのペースで増えるのか知りたい
  • 「マス層」「アッパーマス層」という言葉は聞いたことあるけど、実感が湧かない
  • 運用だけじゃなく、支出や収入の工夫も知りたい

「マス層」「アッパーマス層」とは?

野村総合研究所は、世帯の純金融資産保有額(預貯金・株式・投資信託等から負債を差し引いた額)をもとに、日本の世帯を5つの階層に分類しています。

純金融資産保有額による5つの階層(野村総合研究所)

  • マス層: 3,000万円未満
  • アッパーマス層: 3,000万円以上5,000万円未満
  • 準富裕層: 5,000万円以上1億円未満
  • 富裕層: 1億円以上5億円未満
  • 超富裕層: 5億円以上

つまり「資産1,000万円」自体はマス層の中の節目で、「資産3,000万円」を超えるとアッパーマス層入りという位置づけになります。わが家がこの記事で扱うのは、まさにこの「マス層の中盤からアッパーマス層入りまで」の期間です。

2021年8月、資産が1,000万円を超えた日

MoneyForwardの記録を遡ると、僕個人の資産が初めて1,000万円を超えたのは2021年8月末、1,012.6万円(10,126,172円)でした。前月の2021年7月末は869.1万円だったので、1ヶ月で約143万円増えたことになります。

YU
1ヶ月でそんなに増えることあるの?

この頃は株式・投資信託の評価額が大きく伸びたタイミングと重なっていて、運用資産の比率が高い月は増減の振れ幅も大きくなります。逆に言えば、1,000万円を超えたタイミング自体には、特別な「大きな入金」があったわけではありません。それまで数年かけて積み立ててきたものが、たまたまその月に評価額として1,000万円を超えた、というだけのことです。

結婚して、家計が「個人」から「世帯」に変わった

ここで一つ、正直に説明しておきたいことがあります。以前の記事でも紹介した通り、僕たち夫婦の資産記録は2021年末ごろの結婚を境に、「夫個人」の記録から「世帯合計(夫・家計・妻)」の記録に切り替わっています。

1,000万円に到達した2021年8月時点ではまだ僕個人の資産でしたが、その後結婚して家計を統合したことで、2021年末の時点ではすでに世帯合計1,874.7万円になっていました。個人の資産に妻の資産・共有の家計口座が加わった形です。

この記事では、「個人で1,000万円に到達」→「結婚・家計統合」→「世帯で3,000万円に到達」という、実際に起きた流れをそのまま書くことを選びました。きれいに一本の線でつながる数字ではありませんが、結婚をきっかけに家計を仕組み化したことが資産形成を加速させたという実感そのものだからです。

1,000万円から3,000万円まで、実際の資産推移

ここから先は、実際の推移を表で公開します。

時点資産備考
2021年8月末1,012.6万円夫個人のみ、マス層の中盤
2021年末(結婚後)1,874.7万円世帯合計に切替
2023年11月ごろ3,000万円突破アッパーマス層入り
2023年末3,187.1万円世帯合計

2021年8月(個人で1,000万円)から2023年11月(世帯で3,000万円)までは、およそ2年3ヶ月でした。もちろん結婚による世帯合算の影響も大きく、「運用だけでこのペースだった」というわけではありませんが、2021年末の1,874.7万円から2023年末の3,187.1万円までの約2年間だけを見ても、世帯として着実にアッパーマス層へ近づいていったことが分かります。

YU
資産3,000万円を超えると、精神的に余裕が出てきたりするの?

正直に言うと、「もう安心」という感覚にはまだなっていません。むしろ金額が大きくなるほど、相場が数%動いた時の増減額も大きくなるので、日々の値動きに一喜一憂しないことの方が大事になってきたと感じています。ただ、生活防衛資金を確保した上で積立を続けているので、「資産が減って生活が立ち行かなくなる」という不安は薄れました。

何を削ったか。固定費を見直した話

資産形成というと運用ばかりに目が行きがちですが、同じくらい大事なのが固定費の見直しです。わが家が実際に見直した3つの固定費を簡単に紹介します。

わが家が見直した固定費

  • 通信費: 楽天モバイル(月額2,000〜3,000円程度、ポイント充当で実質1,000円未満の月も)をメイン回線に、povo(災害時・エリア弱点のサブ回線として都度課金)を組み合わせ(詳細記事)
  • 保険: 「保障」と「貯蓄」を分けて考え、保障は掛け捨て型で最小限に、貯蓄・運用はNISA等に任せる方針(詳細記事)
  • 車: 都内在住で駐車場代・維持費が高いため持たず、必要な時だけカーシェアを利用(詳細記事)

固定費は一度見直せば、その効果がずっと続きます。特に保険は「なんとなく」で入ったまま見直していない方が多い固定費の代表格です。自分で保障内容を整理するのが難しい場合は、プロに相談してみるのも一つの手です。

YU
保険の相談って、どこに頼めばいいか分からないんだけど?

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何を増やしたか。転職でキャリアアップしてきた話

支出を削るだけでなく、世帯年収そのものを上げてきたことも、資産形成のペースに大きく影響しています。わが家は夫婦ともに、キャリアの中で何度か転職をしてきました。具体的な回数やタイミングはここでは伏せますが、共通していたのは「現在の年収を維持できる、またはプラス50万円程度アップする」条件で転職してきたということです。

ただ、転職時の年収アップそのものより大事にしてきたのは、自分のスキルを伸ばせる会社・業界を選ぶことです。目先の年収だけで転職先を選んでしまうと、その後のキャリアで評価されるスキルが身につかず、長期的には頭打ちになりやすいというのが実感です。スキルが伸びる環境を選び続けた結果として、次の転職でも年収が上がりやすくなる、という順番で考えています。

YU
転職で年収を上げたいけど、何から始めればいいの?

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お得に証券口座を開設したい方へ

固定費を見直し、年収を上げても、浮いたお金・増えた収入の受け皿がなければ資産は積み上がっていきません。わが家の場合、その受け皿はNISA・iDeCoでした(内訳はこちらの記事で紹介しています)。

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よくある質問

Q. マス層・アッパーマス層とはどういう意味ですか?

A. 野村総合研究所が、世帯の純金融資産保有額をもとに日本の世帯を分類した階層区分です。マス層は3,000万円未満、アッパーマス層は3,000万円以上5,000万円未満を指します。

Q. 資産1,000万円から3,000万円まで、何年かかりましたか?

A. わが家の場合、個人の資産が1,000万円を超えた2021年8月から、世帯の資産が3,000万円を超えた2023年11月ごろまで、約2年3ヶ月でした。途中で結婚・家計統合があったため、単純な運用成績だけの結果ではありません。

Q. 資産を増やすために、運用以外に何をしましたか?

A. 通信費・保険・車の固定費を見直したことに加え、夫婦ともに現年収維持または年収アップを条件に転職を重ね、世帯年収そのものを上げてきました。

Q. 3,000万円を超えたら、資産運用の方法は変えましたか?

A. 大きくは変えていません。NISA・iDeCoへの積立を仕組み化して淡々と続けるという方針は一貫しています。詳しくは「NISAと確定拠出年金を夫婦でどう使い分ける?」で紹介しています。

まとめ

資産1,000万円(マス層)から3,000万円(アッパーマス層)まで、わが家がかかった期間はおよそ2年3ヶ月でした。運用のリターンだけでなく、固定費を見直して支出を抑え、転職で世帯年収そのものを底上げしてきたことが、このペースにつながったと感じています。

この記事のポイント

  • 野村総合研究所の階層区分では、マス層は3,000万円未満、アッパーマス層は3,000万円以上5,000万円未満
  • わが家は2021年8月(個人で1,000万円)から2023年11月ごろ(世帯で3,000万円)まで、約2年3ヶ月だった
  • 途中で結婚・家計統合があり、個人の記録から世帯合計の記録に切り替わっている
  • 固定費(通信費・保険・車)の見直しと、転職による世帯年収アップも資産形成を後押しした
  • 転職は年収アップそのものより、スキルを伸ばせる会社・業界を選ぶことを重視してきた

続編として、「資産3,000万円から5,000万円まで何年かかった?」もあわせてご覧ください。資産形成の仕組みそのものは「NISAと確定拠出年金を夫婦でどう使い分ける?」、11年間の資産推移の全体像は「貯金が底をついた38万円から、夫婦で6,000万円超を築いた10年」で詳しく紹介しています。




  • この記事を書いた人

HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

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