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住宅ローンが払えない体験談によくあるパターンは?収入減が6割という調査結果を解説

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HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

「住宅ローンが払えない 体験談」で検索すると、知恵袋やブログにさまざまな声が並んでいて、自分にも起こりうることなのか、何が原因でそうなってしまうのかが気になった方もいるのではないでしょうか。

この記事では、調査データから見える「よくある原因パターン」と、体験談から見えてくる備えのポイントを整理しました。

YU
知恵袋を見ると、いろんな事情の方がいて驚きました。うちも人ごとじゃないのかなって。
HIRO
そうだね。ただ、個別のエピソードを一つずつ見るより、調査データで全体の傾向を見た方が、自分がどこに気をつけるべきかが分かりやすいと思うんだ。今日は公的な調査データを中心に整理していこう。

住宅ローンの支払い遅延、実際どれくらいの人が経験している?

HIRO
一般社団法人住宅ローン問題解決支援機構が実施した「住宅ローンの支払い遅延に関する調査」(2022年)によると、住宅ローンの支払いが1日でも遅れた経験があると答えた人は、全体の9.3%だったんだ。

およそ10人に1人という数字は、決して珍しいことではないと感じる人も多いのではないでしょうか。「住宅ローンが払えない人は本当に急増している?」で解説した通り、深刻な延滞(3ヶ月以上)まで進む割合はもっと低い水準ですが、一時的な支払い遅れは多くの人が経験しうる身近なリスクだと言えます。

YU
「うっかり」レベルの遅延も含めると、意外と多いんですね。
HIRO
そうなんだ。だからこそ、重症化する前の「よくある原因」を知っておくことに意味があると思うよ。

払えなくなる原因のトップは「収入減」、6割を占める

HIRO
同じ調査で、支払いが遅れた理由も聞いているんだけど、「収入減」が63.0%とダントツの1位だったんだ。

住宅ローンの支払い遅延の理由(調査結果)

  • ①収入減:63.0%
  • ②残高不足・うっかり:11.0%
  • ③教育費の拡大:5.5%
  • ④家族の浪費:4.8%
  • ⑤精神疾患:4.1%

収入減の背景としては、転職やリストラによる収入の変化、離婚による世帯収入の柱が1本になること、病気やケガによる休職・退職等が挙げられます。「今は大丈夫」と思っていても、ライフイベントの変化によって急に収入が減るケースが多いという点は、押さえておきたいポイントです。

YU
浪費とかうっかりミスより、収入減という「自分でコントロールしきれない変化」が圧倒的に多いんですね。
HIRO
そうなんだ。だからこそ、「資産形成では現金は薄いほうがいい?」でも話した生活防衛資金のように、収入が一時的に減っても耐えられる備えを持っておくことが大事なんだよ。

知恵袋等の体験談に共通する傾向

HIRO
個別の知恵袋の投稿を見ていくと、細かい事情は人それぞれだけど、共通するパターンがいくつか見えてくるんだ。

体験談に見られる共通パターン

  • 借入時は「今のペースなら大丈夫」と思っていたが、数年後にライフイベント(転職・離婚・出産・介護等)で状況が変わった
  • 収入減に気づいてからも「そのうち戻るはず」と先延ばしにし、相談のタイミングが遅れた
  • ボーナス払いを併用していたケースで、ボーナスカット・減額が直接返済に響いた
  • 金融機関への相談を「恥ずかしい」「まだ大丈夫」と後回しにし、選べる選択肢が狭まってから動いた

YU
「まだ大丈夫」と先延ばしにしてしまうのが、一番の落とし穴なんですね。
HIRO
まさにそう。「住宅ローンが払えない?競売になる前に検討したい「任意売却」という選択肢を解説」でも話した通り、早めに動けば動くほど選べる選択肢は多いんだ。逆に言えば、体験談で語られる後悔の多くは「もっと早く相談していれば」という声なんだよ。

体験談から学べる、自分ごととしての備え方

HIRO
ここまでの調査データ・傾向を踏まえると、備え方は大きく2つに整理できると思うよ。

①収入減が起きても耐えられる家計にしておく
生活防衛資金の確保、ボーナス払いへの依存度を下げる、固定費を見直しておく等、収入が一時的に減っても耐えられる余力を持っておくことが基本です。「住宅ローンの繰り上げ返済、いつやるべき?」で紹介したように、無理のない範囲で元金を減らしておくことも、将来の返済負担を軽くする備えになります。

②「収入減に気づいた時点」で早めに動く
収入減が起きてから慌てるのではなく、収入が減った・減りそうだと分かった時点で早めに情報収集・相談を始めることが、体験談から見えてくる最大の教訓です。

YU
起きてから考えるのではなく、起きる前から知っておくことが大事なんですね。
HIRO
そうなんだ。今回調べたデータを知っておくだけでも、いざという時の心構えは変わってくると思うよ。

早めに家計全体を見直したいなら

HIRO
収入減が起きる前の段階で、住宅ローンを含めた家計全体を専門家と一緒に見直しておくのも一つの手だよ。

YU
何かあってからではなく、備えとして相談しておく感じですね。

調査では遅延理由の6割以上が収入減とされていますが、離婚・病気・転職といったきっかけは誰にでも起こり得るものです。「自分は大丈夫」と思っていても、収入減が起きてから慌てて対策を考えるのでは手遅れになりかねません。ほけんNaviせつやくんなら、AIとFPが住宅ローンを含めた家計全体を無料で診断してくれます。何度でも相談できて強引な勧誘もないので、収入減が起きても耐えられる家計にしておきたい方は、まだ余裕があるうちにチェックしてみてください。

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すでに返済が厳しい状態なら

HIRO
一方で、すでに収入減が起きていて返済が厳しいという場合は、先延ばしにせず早めに専門の窓口に相談してほしい。

「まだ大丈夫」と先延ばしにしているうちに滞納が進むと、選択肢はどんどん狭まっていきます。とはいえ、こうした悩みは誰にも言いづらく、一人で抱え込んでしまいがちです。リトライは、周囲に知られずに何度でも無料で相談できる専門サービスです。まずは現状を相談してみてください。

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よくある質問

Q. 住宅ローンの支払いが遅れる人は珍しいのですか?
A. 一般社団法人住宅ローン問題解決支援機構の調査では、支払いが1日でも遅れた経験がある人は全体の9.3%と報告されており、決して珍しいことではありません。

Q. 住宅ローンが払えなくなる一番の原因は何ですか?
A. 同調査では「収入減」が63.0%と最も多い理由でした。転職・リストラ・離婚・病気等、ライフイベントの変化が収入減の引き金になるケースが多く見られます。

Q. 体験談を読んで不安になったら、どうすればいいですか?
A. 個別の体験談に一喜一憂するより、自分の家計が収入減にどこまで耐えられるかを試算し、必要に応じて早めに金融機関や専門家に相談することをおすすめします。

まとめ

HIRO
住宅ローンが払えなくなる体験談の多くは、「収入減」という誰にでも起こりうる変化がきっかけになっている。個別のエピソードに不安になるより、こうした調査データを知って自分ごととして備えておくことが大事だと思うよ。
YU
起きてから慌てるのではなく、事前に知っておくことが一番の備えなんですね。

この記事のポイント

  • 住宅ローンの支払いが1日でも遅れた経験がある人は全体の9.3%(2022年調査)
  • 支払い遅延の理由は「収入減」が63.0%で最多、転職・離婚・病気等のライフイベントが引き金になりやすい
  • 体験談に共通するのは「まだ大丈夫」と先延ばしにし、相談のタイミングが遅れてしまうこと
  • 収入減に耐えられる家計づくりと、収入減に気づいた時点での早めの相談が最大の備え

「本当に急増しているのか」を公的データで確認した「住宅ローンが払えない人は本当に急増している?」、金利タイプの選び方は「住宅ローンの変動金利、上がったらどうなる?」、任意売却の仕組みは「住宅ローンが払えない?競売になる前に検討したい「任意売却」という選択肢を解説」もあわせてご覧ください。




  • この記事を書いた人

HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

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