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中小企業診断士とコンサルタントの違いとは?資格・仕事内容・キャリアの選び方を診断士が解説

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HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

中小企業診断士とコンサルタントって、結局何が違うの?

HIRO
「中小企業診断士」と「コンサルタント」って、よく混同されるけど、実は結構違うものなんだよね。
YU
診断士の資格を取ったら、そのままコンサルタントになれるものだと思ってた!
診断士資格を取ったけど、コンサルタントとの違いがよく分からない。独立診断士とフリーコンサルは何が違うの?という人、意外と多いんじゃないかな。

この記事で分かること

  • 中小企業診断士とコンサルタントの立ち位置の違い
  • 仕事内容・年収・キャリアパスの違い
  • 診断士からコンサル業界へキャリアチェンジする現実的な方法

先に結論を書くと、中小企業診断士は「資格」、コンサルタントは「職業」という違いがあります。重なる部分は多いものの、診断士資格を持っているからといって自動的にコンサルタントになれるわけではなく、逆にコンサルタント経験があるからといって診断士試験に合格できるわけでもありません。それぞれ別のスキルセットが求められる、という前提を押さえておくことが大切です。

中小企業診断士とは何か(おさらい)

中小企業診断士は、経済産業省が所管する国家資格です。ただし弁護士や税理士のような「独占業務」は無く、いわゆる「名称独占資格」にあたります。つまり「診断士でなければできない仕事」があるわけではなく、企業経営の診断・助言を行う専門家であることを示す資格、という位置づけです。

  • 取得ルート:1次試験(マークシート、7科目)→2次試験(筆記+口述)合格、または1次試験合格後に養成課程を修了するルート
  • 活動形態:独立診断士(コンサルタントとして独立開業)、企業内診断士(会社員をしながら資格を保有)、副業診断士(本業を持ちながら診断士業務を副業として行う)

診断士は資格取得後の活動の自由度が高く、副業として実務経験を積む人も多いのが特徴です。

コンサルタントとは何か

「コンサルタント」は資格ではなく職業名で、極端に言えば誰でも名乗ることができます。その中身は幅広く、大きく分けると次のようなプレイヤーがいます。

  • 外資系戦略コンサル・BIG4系コンサル:企業の経営戦略・財務・M&A等を専門的に支援するファームに所属
  • 国内独立系コンサル:戦略立案から業務改革・IT導入まで幅広く手掛けるファームに所属
  • 独立・フリーランスのコンサルタント:組織に所属せず個人で活動。中小企業診断士の独立開業もここに含まれる

つまり「独立した中小企業診断士」は、広い意味では「コンサルタント」の一種とも言えます。ただし、外資系コンサルやBIG4系ファームに所属する「コンサルタント」を指す場合は、診断士とは別の採用プロセス・キャリアパスを経ることがほとんどです。

仕事内容・働き方の違い

実務としてどう違うのか、ざっくり整理します。

診断士とコンサルタントの仕事内容の違い(傾向)

  • 診断士(独立・副業):中小企業向けの経営改善支援、補助金申請支援、経営計画策定支援など、地域密着・現場に近い仕事が多い
  • コンサルタント(大手ファーム):大手・上場企業向けの全社戦略、M&A、業務改革プロジェクトなど、規模の大きいプロジェクト単位の仕事が多い
  • 共通点:企業の課題を分析し、解決策を提案・実行支援する、という基本的な役割は同じ

「診断士資格を取ったのに、なぜかコンサル業界の求人で評価されない」と感じる人がいるとすれば、それは資格そのものよりも、どんな規模・業界の課題に対して、どんな成果を出してきたかという実務経験の中身を見られているからだと思います。

働き方という観点でも違いがあります。診断士の実務補習や副業案件は、基本的に1〜数名の少人数チームで、比較的短い期間(数日〜数ヶ月)で中小企業1社の課題に向き合う形が多いです。一方、大手ファームのコンサルタントは、数名〜十数名規模のプロジェクトチームを組み、クライアント先へ常駐したり出張したりしながら、数ヶ月単位の大型プロジェクトを進めることが一般的です。「1社にじっくり向き合いたいか」「チームで大きな案件を動かしたいか」という働き方の好みも、キャリアを選ぶ上での判断材料になります。

年収・キャリアパスの違い

年収について具体的な数字を出すのは難しいですが、傾向として次のようなことが言えます。

  • 独立診断士:実力・案件の取り方次第で青天井になり得る一方、収入が不安定になりやすい
  • 企業内診断士:勤務先の給与体系がベースで、資格手当がつく会社もある程度
  • 外資系コンサル・BIG4系ファーム:年功序列とは異なる実力主義の給与体系を採用しているファームが多く、若手でも成果次第で評価されやすい傾向にあると言われている

具体的な年収レンジやオファー水準は案件・個人のスキルによって大きく変わるため、興味がある場合は転職エージェントとの面談で相場観を確認するのが確実です。

診断士からコンサルタントへのキャリアチェンジは可能?

HIRO
じゃあ実際、診断士からファームのコンサルタントに転職するのは現実的なの?
資格そのものより、実務経験・専門性の伝え方次第、って感じみたいだね。
YU

結論から言うと、診断士資格そのものより、資格取得の過程やその後の実務で得た専門性(財務会計・経営企画等)をどう伝えるかが評価を左右します。この点は、コンサル業界特化の転職エージェント「MyVision(マイビジョン)」を使ったキャリアチェンジについて「中小企業診断士はコンサル業界に転職できる?MyVisionの特徴を診断士目線で解説」で詳しく解説しているので、興味がある人はあわせて読んでみてください。

よくある質問

診断士資格を取れば、コンサルタントになれますか?

資格取得だけで自動的にコンサルタントになれるわけではありません。独立診断士として活動する道もあれば、資格取得の過程で得た知識・実務経験を武器に、ファームのコンサルタント職へ転職するという道もあります。どちらを目指すかによって、その後の動き方が変わります。

独立診断士とフリーコンサルタントはどう違いますか?

実態としては近く、独立診断士は「中小企業診断士」という肩書を持つフリーコンサルタントの一種と捉えることもできます。中小企業向けの支援を主戦場にすることが多い点が、大手企業向けの案件も扱う一般的なフリーコンサルとの違いとして挙げられます。

未経験からコンサル業界に転職するには何をすればいいですか?

まずは自分のこれまでの実務経験の中で、コンサル業界の求める専門性(財務・会計、企画職、IT、業務改善等)に該当する部分を客観的に整理することが第一歩です。診断士おすすめ転職エージェント5選やMyVisionのようなコンサル業界に強いエージェントに相談し、自分の経験がどう評価されるかを確認するのが近道です。

独立診断士とファームのコンサルタント、どちらを目指すべきですか?

正解は一つではありません。「地元や中小企業に密着して長く関わりたい」という志向が強いなら独立診断士、「大きな企業・大きなプロジェクトで挑戦したい」という志向が強いならファームのコンサルタントが向いていると言えます。両方を試してから決めても遅くはないので、まずは診断士として副業で実務経験を積みながら、コンサル業界の求人にも触れてみるという進め方もおすすめです。

まとめ

HIRO
診断士とコンサルタントは重なる部分も多いけど、イコールではない、というのがポイントだね。
YU
自分がどっちの道に進みたいか、まず整理してみるといいかもね。

この記事のポイント

  • 中小企業診断士は「資格」、コンサルタントは「職業」で、必ずしもイコールではない
  • 診断士は中小企業向け・現場密着型、大手ファームのコンサルタントは大手企業向け・大規模プロジェクト型の仕事が多い傾向
  • 独立診断士は広い意味でコンサルタントの一種と言える
  • 診断士からコンサル業界へのキャリアチェンジは、資格そのものより実務経験・専門性の伝え方が鍵
  • 興味があれば転職エージェントに相談し、自分の市場価値を客観的に確認しておこう
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資格の活かし方は一つではありません。独立診断士として現場に向き合う道も、コンサルタントとして大きな舞台に挑戦する道も、どちらも立派なキャリアです。自分に合った選択を見つけてください。応援しています。




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