


この記事では、経理財務の実務経験はないものの、日々経理データに立脚して仕事をしている経営企画職の僕(HIRO)が、次の内容を解説します。
- 「経理はやめとけ」「頭おかしくなる」と言われる理由
- 決算期・監査法人対応の繁忙期のリアル
- 未経験から経理に「採用されない」と言われる理由と対策
- それでも経理という仕事に価値がある理由
結論から言うと、経理は決算期を中心に業務量が集中しやすく大変な面がある一方、会社にとって必ず必要とされ続ける、価値のある仕事です。「やめとけ」という声だけで判断せず、大変さの正体と、それでも価値がある理由の両方を知った上で考えてみてください。
「経理はやめとけ」「頭おかしくなる」と言われる理由
経理を調べると「やめとけ」「頭おかしくなる」という声も見かけます。理由として挙げられることが多いのは、主に次の3つです。
1. 決算期・締め作業への業務集中
月初の締め作業、四半期・通期の決算、監査法人対応のタイミングでは、業務量が一気に増えます。繁忙期の残業時間は月40〜80時間程度が目安とされ、監査対応が重なると1日3〜5時間の残業が続くケースも珍しくありません。
2. 細かい数字への神経の使い方
1円のズレも許されない正確さが求められる仕事のため、細かい数字と向き合い続けるプレッシャーが「頭おかしくなる」という表現につながりやすいと考えられます。
3. 慢性的な人手不足
経理部門は必要最低限の人員配置になりやすく、DX化・業務フローの整理が進んでいない環境では手作業・属人化が残業を増やす一因になっているとされています。
決算期・監査法人対応で大変な繁忙期のリアル




経営企画から見た経理の繁忙期の実感
- 月初の締め作業で残業が発生しやすい
- 四半期・通期決算、監査法人対応のタイミングは特に残業が多く大変そう
- それでも会計基準に則ったプロの仕事として、素直にすごいと思っている
未経験だと「採用されない」と言われる理由と対策
「経理 未経験 採用されない」と検索する人が一定数いるように、未経験からの経理転職は簡単ではありません。求人によっては応募資格に「経理実務経験〇年以上、または簿記2級以上」と設定されているケースも多く、実務経験も資格もない状態では書類選考の段階でつまずきやすいのが実情です。
この対策として有効なのが、簿記資格の取得です。

簿記2級は「実務未経験でも会計知識について一人前」とみなされ、経理求人でも応募資格として設定されるケースが多い資格です。簿記3級のみでは評価がやや限定的になりますが、「未経験歓迎」枠では学習意欲・基礎知識の証明として十分評価されることもあります。
それでも経理という仕事に価値がある理由




実際にWebSearchで調べても、仕訳入力・経費精算・定型レポート作成等のルーティン業務はAI・システムに代替されつつある一方、判断・例外対応、経営判断に関わる分析業務、社内外との調整は残るとされています。「経理という職業がなくなるのではなく、入力作業をAIに任せた分、分析・説明に生かす役割へ変化していく」という見方が、複数の専門メディアで共通していました。
経理に向いている人・向いていない人
ここまでの内容を踏まえると、経理には次のような人が向いていると言えます。
経理が向いている人
- 細かい数字と向き合い続けることに抵抗がない人
- 決算期等の繁忙期があることを前提に、業務の波を受け入れられる人
- ルール(会計基準)に沿って地道に正確な仕事を積み上げられる人
- AIやシステムを積極的に活用し、分析・判断の仕事にシフトしていく意欲がある人
逆に、決算期の繁忙期を避けたい人や、ルーティン業務そのものに強いストレスを感じる人は、経理という仕事とのミスマッチを感じやすい可能性があります。未経験から目指す場合は、まず簿記3級、できれば2級までの取得を目指すのがおすすめです。
経理からの転職・キャリアを考えるなら
今の職場の経理としての働き方に悩んでいる場合も、未経験から経理を目指したい場合も、経理財務を含む管理部門に特化した転職エージェントを使うと、実務経験や資格を踏まえた求人紹介を受けやすくなります。
1. ツインプロ【会計士・税理士・経理財務"特化"、決算期のきつさごと変えたい人向け】
簿記資格や実務経験がある方で、「今の職場の決算期の忙しさ・人員体制」そのものを変えたい場合は、会計・税務・経理財務分野に特化した転職エージェント「ツインプロ」も検討する価値があります。公認会計士・税理士等の有資格者はもちろん、経理・財務の実務経験者を中心に、会社によって大きく異なる決算期の忙しさ・人員体制を踏まえた求人紹介が期待できます。会計事務所・税理士法人から事業会社の経理職、監査法人まで、会計・経理という専門領域に絞り込んで比較できるのが強みです。
ツインプロの特徴
- 公認会計士・税理士等の有資格者、経理・財務の実務経験者に特化した転職支援
- 過去の選考データに基づく、企業・業種別のカスタマイズされた選考対策
- キャリア支援実績豊富なコンサルタントによる丁寧なサポート・レスポンスの速さ
ツインプロはこんな方におすすめ
- 今の職場の決算期の繁忙期のきつさに悩んでおり、会計・経理特化の求人で転職先を見比べたい方(24〜49歳が対象)
- 簿記・税理士試験等の資格や実務経験を、より専門性の高いポジションで活かしたい方
- 会計事務所・税理士法人・監査法人等、事業会社以外の選択肢も含めて検討したい方
2. MS-Japan【管理部門・士業特化、業界最大級の求人数】
MS-Japanは、経理・財務・法務・人事・総務といった管理部門(バックオフィス職)への転職に特化した老舗の人材紹介会社です。経理財務も明示的に対象としており、会社によって決算期の忙しさ・人員体制が大きく違うため、今の環境がしんどいと感じる場合は他社の求人を見比べてみる価値があります。
MS-Japanの特徴
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- 管理部門・士業特化型エージェントの転職支援実績No.1(※1)
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※1 厚生労働省「人材サービス総合サイト」における管理部門・士業領域に特化した有料職業紹介事業者の「無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用の就職者数」(2025年度実績を自社集計)による。なお、管理部門・士業領域への特化の有無は、当社において比較対象の有料職業紹介事業者のウェブサイトを全件閲覧して判断。(2026年7月1日時点)
MS-Japanはこんな方におすすめ
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- 簿記資格を取得済み・取得予定で、未経験から経理を目指したい方
経理の仕事内容・年収相場を詳しく知りたい方は、「経理とは?仕事内容・年収・転職市場を解説」もあわせてご覧ください。同じ管理部門の「経営企画」「人事労務」「法務」「総務」が気になる方は、「経営企画とは?仕事内容・年収を解説」・「人事労務とは?仕事内容・年収を解説」・「人事はやめとけ?向いていない人の特徴」・「法務とは?仕事内容・年収・「きつい」と言われる理由を解説」・「総務はやめとけ?「無能の集まり」と言われる理由の真相を解説」もご覧ください。
よくある質問
経理はなぜ「頭おかしくなる」と言われるのですか?
決算期・締め作業への業務集中、1円のズレも許されない正確さへのプレッシャー、慢性的な人手不足による残業の多さが主な理由として挙げられます。特に四半期・通期決算、監査法人対応のタイミングは業務量が一気に増える傾向があります。
経理は未経験からでも転職できますか?
可能ですが、応募資格に「簿記2級以上」等の条件が設定されている求人も多く、資格なしでは書類選考でつまずきやすいのが実情です。まず簿記3級、できれば2級までの取得を目指すのがおすすめです。
経理の仕事はAIに奪われますか?
仕訳入力・経費精算等のルーティン業務はAI・システムに代替されつつありますが、判断・例外対応、経営判断に関わる分析業務は残るとされています。AIを活用して分析・判断の仕事にシフトできる経理担当者は、むしろ価値が高まると考えられます。
経理はどんな人に向いていませんか?
決算期等の繁忙期の波を強いストレスに感じる人や、ルーティン業務そのものに抵抗が強い人は、ミスマッチを感じやすい傾向があります。
まとめ


この記事のポイント
- 「経理はやめとけ」「頭おかしくなる」と言われる理由は、決算期・締め作業への業務集中、細かい数字への神経の使い方、慢性的な人手不足の3つ
- 繁忙期(決算期・監査法人対応等)の残業時間は月40〜80時間程度が目安。月初の締め作業でも残業が発生しやすい
- 未経験からの転職では簿記資格が重要。まずは3級、できれば2級まで取得しておきたい
- 経理はどの会社にも必要な「食いっぱぐれない」職種。AIによってルーティン業務は効率化されるが、判断・分析の役割は残り、AIを使いこなせる経理はむしろ価値が上がる
- 決算期の繁忙期を受け入れられ、地道な正確さにやりがいを感じられる人に向いている仕事
「経理はやめとけ」という声だけで判断せず、繁忙期の実態と、それでも価値がある理由の両方を踏まえて、自分に合うキャリアかどうかを考えてみてください。