住宅ローンの事前審査には有効期限があるらしいけれど、その期間中に金利が上がったら、審査結果自体はどうなるんだろう・・・。金利がどんどん上がっている今だからこそ、気になる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、事前審査の有効期限中に金利が上がったらどうなるかを調べてまとめました。



事前審査の有効期限はどれくらい?

物件探しが長引いて有効期限が切れてしまった場合は、改めて事前審査を申し込み直す必要があります。内見・物件探しのスケジュールを組み立てる際は、この有効期限も頭に入れておくのがよさそうです。
事前審査の有効期限中に金利が上がったら、どうなる?
調べたところ、事前審査の結果には、多くの場合そもそも適用金利が明記されていません。実際に金融機関のFAQでも「事前審査の結果に適用金利の記載がない」という趣旨の質問が用意されているほどで、これは決して珍しい疑問ではないようです。
事前審査と金利の関係、整理すると
- 事前審査が確認しているのは主に「借入可能かどうか」「いくらまで借りられそうか」
- 適用金利は本審査を経て、実際の金銭消費貸借契約・融資実行のタイミングで確定するのが一般的
- つまり事前審査を早く取っても、その時点の金利で借入を「固定」できるわけではない


また、「長期国債の金利上昇のニュース、自分の変動金利とは関係ある?」で紹介した通り、変動金利は日銀の政策金利に連動する短期プライムレートに基づいており、多くの銀行で年2回(4月・10月)の見直しでしか反映されません。事前審査の有効期限(180日前後)の間に、実際に適用金利が動く回数はそう多くないとも考えられます。
「金利が動くかどうか」より、自分がどこまで耐えられるかを決めておく



わが家の金利シナリオの考え方
- 変動金利が2.5%まで上昇しても、家計として無理なく返済を続けられるかをあらかじめ試算しておく
- 借入を大きくして財務レバレッジを効かせる(=デッドを積極活用する)方が資産形成の効率はよいという考え方もある
- ただし借入を大きくするほど、金利上昇時の支払利息によるキャッシュフロー悪化リスクも比例して大きくなる
- 「どこまで借りるか」は、安全性とキャッシュフローのバランスをどう取るかという、企業の資金調達の意思決定と基本的に同じ判断軸


わが家の場合:金利を固定する意味はないと分かって、逆に動きやすくなった

実は来月(10月)から物件探しを本格的に動かす予定なのですが、条件に合う物件がなかなか見つからないのが今の悩みです。だからこそ、金利そのものに一喜一憂するより、「2.5%まで上がっても大丈夫」という自分なりの耐性シナリオを先に持っておくことで、焦らず腰を据えて物件を探せると感じています。


よくある質問
Q. 事前審査の有効期限が切れてしまったらどうなりますか?
A. 有効期限が切れると、改めて事前審査を申し込み直す必要があります。物件探しが長引きそうな場合は、有効期限を意識してタイミングを調整することが大切です。
Q. 有効期限中に金利が上がったら、事前審査をやり直す必要がありますか?
A. 事前審査の結果自体には多くの場合適用金利が記載されていないため、金利の変動を理由に事前審査をやり直す必要は基本的にありません。ただし収入や借入状況等、審査対象の条件が大きく変わった場合は再申込みが必要になることがあります。
事前審査・銀行選びに不安があるなら


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まとめ


この記事のポイント
- 事前審査の有効期限は原則180日程度(銀行により60日程度と短いケースも)
- 事前審査の結果には、多くの場合そもそも適用金利が記載されていない
- 適用金利は本審査・融資実行のタイミングで確定するのが一般的
- 事前審査は「借りられる額の目安」を確認するものであり、「金利を固定するもの」ではない
事前審査の受け方・必要書類は「住宅ローンの事前審査ってどうやるの?」、長期国債のニュースと変動金利の本当の関係は「長期国債の金利上昇のニュース、自分の変動金利とは関係ある?」、金利タイプの選び方は「住宅ローンの変動金利、上がったらどうなる?5年ルール・125%ルールの仕組みを解説」もあわせてご覧ください。