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NIPT(新型出生前診断)の費用はいくら?受けるか迷ったら知っておきたいことを現役人事労務が解説

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YU

30代女性で夫と3歳の子どもと3人暮らし。実体験をもとに役に立つ情報を発信します。 仕事は大手企業にて給与計算・産休育休相談など労務領域を担当。夫婦でサイドFIREを目指しています。

NIPT、受けるかどうかで悩んでいませんか

YU
人事労務担当のYUです。妊娠がわかった後、「NIPT(新型出生前診断)を受けるかどうか」で悩む方は少なくありません。
受けたほうがいいのかな…でも費用も高そうだし、そもそも陽性だったらどうすればいいんだろう…
YU
私自身も、受けるかどうかをかなり悩んだ一人です。この記事では、費用の相場や検査の仕組みといった基本情報に加えて、我が家が実際にNIPTを受けたときの体験もお伝えします。
HIRO
受ける・受けないは本当に家庭ごとの判断だから、この記事で「こうすべき」と結論を押しつけるつもりはないよ。判断材料の一つとして読んでもらえたら嬉しい。

この記事では、次のことが分かります。

  • NIPT(新型出生前診断)とは何か、検査の時期と流れ
  • 費用の相場と、認証施設・非認証施設で何が違うのか
  • 陽性だった場合にどうなるのか、検査の精度はどれくらいか
  • NIPTの費用は医療費控除の対象になるのか
  • 我が家が実際にNIPTを受けたときの費用と、率直な気持ち

NIPT(新型出生前診断)とは?検査の時期と流れ

NIPT(Non-Invasive Prenatal genetic Testing)は、妊婦さんの血液を採取するだけで、赤ちゃんの染色体疾患(21トリソミー・18トリソミー・13トリソミーなど)の可能性を調べる出生前検査です。お腹に針を刺す必要がなく、母体・赤ちゃんへの身体的なリスクがほとんどないのが特徴で、「新型出生前診断」とも呼ばれます。

NIPTの基本情報

  • 検査方法:採血のみ(母体へのリスクがほぼない非侵襲的な検査)
  • 受けられる時期:妊娠10週以降
  • 結果が出るまで:採血から約2週間
  • 対象:21トリソミー(ダウン症候群)・18トリソミー・13トリソミーが基本。施設によっては他の染色体異常まで調べる拡大パネルもある
YU
あくまで「可能性を調べるスクリーニング検査」であって、それだけで診断が確定するわけではない、という点は最初に押さえておきたいポイントです。

費用はいくら?認証施設と非認証施設で何が違う

NIPTは保険適用外の自由診療のため、費用は全額自己負担です。施設によって金額に幅がありますが、目安は次の通りです。

NIPT費用の目安

  • 認証施設:おおよそ10万円台〜20万円程度(遺伝カウンセリングが費用に含まれているケースが多い)
  • 非認証施設:8万円台〜25万円程度と幅が大きい(検査項目の多さで変動しやすい)

ここでいう「認証施設」とは、日本産科婦人科学会・日本医学会連合が定めた基準をクリアした医療機関のことです。2022年にこの実施体制に関する指針が新しく整備され、認証施設では検査前後の遺伝カウンセリング体制が必須とされています。

HIRO
ここが結構見落とされがちなんだけど、認証・非認証の一番の違いは「価格」よりも「結果をどれだけ丁寧に説明してもらえるか」なんだよね。ある調査では、検査結果の開示時に「説明がなかった」と答えた人の割合が、認証施設ではおよそ10%だったのに対して、非認証施設ではおよそ84%にのぼったというデータもある。
YU
もし陽性という結果が出たとき、専門家からきちんと説明を受けられるかどうかで、夫婦の心の負担はかなり変わってくると思います。費用の安さだけで施設を選ばず、遺伝カウンセリングの体制も確認しておくことをおすすめします。

陽性だったらどうなる?検査の精度も知っておく

NIPTで「陰性」と出た場合、その病気がないことを正しく当てられる確率(陰性的中率)は21・18・13トリソミーいずれも99.9%以上と、非常に高い精度です。

一方、「陽性」と出た場合に実際にその病気を持っている確率(陽性的中率)は、年齢や疾患によって差が大きい点に注意が必要です。

陽性的中率の目安(21トリソミーの場合)

  • 35歳時点:約84.4%
  • 40歳時点:約95.2%
  • 13トリソミーは発生率自体が低いため、陽性的中率も約13〜58%程度とさらに低くなる

YU
つまり「陽性=確定」ではありません。NIPTで陽性という結果が出た場合は、羊水検査などの確定検査を受けて初めて診断が確定します。確定検査の精度は99.9%程度とされています。
HIRO
NIPTはあくまで最初のスクリーニング。ここで一喜一憂しすぎず、「陽性が出たら確定検査に進む」という流れを事前に理解しておくと、結果を受け取ったときに冷静に次の行動を取りやすくなるよ。

NIPTの費用は医療費控除の対象になる?

お金の話でもう一つ知っておきたいのが、医療費控除の対象になるかどうかです。結論から言うと、NIPTの検査費用そのものは医療費控除の対象外というのが国税庁の見解です。治療を目的とした検査ではないため、というのがその理由です。

YU
「高額な検査だから医療費控除で少しでも戻ってくるのでは」と期待してしまいそうですが、その点は誤解しないよう注意してください。
HIRO
ちなみに、妊婦健診の費用や、妊娠の有無を調べるための検査費用、通院にかかった交通費なんかは医療費控除の対象になりうる。NIPTと一緒に「何が対象で何が対象外か」を一度整理しておくと、確定申告のときに慌てずに済むよ。

我が家の場合:NIPTを受けて、実際にいくら払った?

YU
参考までに、我が家が娘を授かったときに実際にNIPTを受けた際の領収書を共有します(受診した施設名はプライバシー配慮のため伏せます)。

我が家が実際に支払ったNIPT費用

  • 請求金額合計:13万円(税込、消費税10%対象分として1万円を含む)
  • 内訳:妊婦健診時等検査料 12万5,000円+その他 5,000円

YU
先ほど紹介した相場感の中では、ごく標準的な金額だったと思います。ただ、金額そのものよりも印象に残っているのは、検査を受ける前から結果を待っている間の気持ちの動きでした。
HIRO
正直に言うと、僕たちも「陽性だったらどうするか」を、検査を受ける前も、結果を待っている間も、完全に決め切ることはできなかった。それくらい重い決断だということを、身をもって実感したよ。
YU
それでも、この検査を受けたことで、命についてこれまで以上に真剣に向き合うきっかけになったのは確かです。振り返ると、親になる覚悟のようなものが、この時期に少しずつ醸成されていった気がします。

検査を受けるかどうかは、家族の数だけ正解がある

NIPTを受けるかどうか、そして万が一陽性という結果が出たときにどう判断するか。これには「絶対の正解」はなく、本当に家族の数だけ考え方があると、我が家は感じています。

YU
あえて一つ利点を挙げるとすれば、仮に陽性という結果が出たとしても、赤ちゃんが生まれてくるまでの間に、情報を集めたり、迎え入れるための心と環境の準備をしたりする時間を持てることだと思います。
HIRO
検査を受ける・受けない、結果を受けてどう判断するか。そのどちらも、他の家族がとやかく言うことではないし、その決断は尊重されるべきだと僕たちは考えている。この記事も、「受けるべき」「受けなくていい」を決めつけるためのものではなく、あくまで判断材料として読んでもらえたら嬉しいです。
YU
もし迷っているなら、まずはパートナーとしっかり話す時間を作ること、そして受けると決めたら、遺伝カウンセリングの体制が整った施設を選ぶこと。この2つだけは、我が家の経験からお伝えしたいと思います。

妊娠中から、もしもの備えを考えるなら

YU
NIPTを受けたことをきっかけに、「妊娠中や赤ちゃんのもしものときに備えられる保険」について初めて調べてみた、という声もよく聞きます。

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よくある質問

Q. NIPTはいつから受けられる?

A. 妊娠10週以降から受けられます。採血のみで、結果が出るまでは約2週間かかります。

Q. NIPTの費用はいくら?

A. 保険適用外の自由診療のため全額自己負担です。認証施設で10万円台〜20万円程度、非認証施設は8万円台〜25万円程度と幅があります。我が家は13万円(税込)でした。

Q. 認証施設と非認証施設、何が違う?

A. 大きな違いは遺伝カウンセリング体制です。認証施設では検査前後のカウンセリングが必須とされており、結果説明の丁寧さに差が出やすいとされています。

Q. NIPTで陽性が出たら、それで確定?

A. 確定ではありません。NIPTはスクリーニング検査のため、陽性の場合は羊水検査などの確定検査を受けて初めて診断が確定します。

Q. NIPTの費用は医療費控除の対象になる?

A. NIPTの検査費用そのものは医療費控除の対象外というのが国税庁の見解です。妊婦健診費用や妊娠判定のための検査費用は対象になりうるため、区別して考える必要があります。

まとめ

この記事のポイント

  • NIPTは妊娠10週以降に受けられる、採血のみの出生前スクリーニング検査
  • 費用は全額自己負担で、認証施設は10万円台〜20万円程度、非認証施設は8万円台〜25万円程度と幅がある
  • 認証施設は遺伝カウンセリング体制が必須で、結果説明の丁寧さに大きな差が出やすい
  • 陰性的中率は99.9%以上と高いが、陽性的中率は年齢・疾患によって差が大きく、陽性=確定ではない
  • NIPTの検査費用は医療費控除の対象外というのが国税庁の見解
  • 我が家は13万円(税込)で受診。受ける・受けない、結果を受けての判断に「絶対の正解」はなく、家族の数だけ考え方があってよい

YU
NIPTを受けるかどうかは、本当にデリケートな判断です。費用や検査の仕組みを知ったうえで、パートナーとじっくり話し合う時間を持ってもらえたらと思います。

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  • この記事を書いた人

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30代女性で夫と3歳の子どもと3人暮らし。実体験をもとに役に立つ情報を発信します。 仕事は大手企業にて給与計算・産休育休相談など労務領域を担当。夫婦でサイドFIREを目指しています。

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