投資に回すお金と、現金で持っておくお金、どれくらいの割合にすればいいんだろう・・・
この記事では、独身時代からできるだけ現金を薄く保ち、リスクを取って資産形成をしてきた僕の考え方を、インフレとの向き合い方も含めて正直に紹介します。
投資を始めたいと思っているけど、
- 現金をどれくらい手元に残しておけばいいのか分からない
- インフレが心配だけど、具体的にどう資産形成に反映すればいいのか分からない
- 大きな支出(住宅購入等)を控えている時、現金をどう準備すればいいのか知りたい


現金を薄くする方針は独身時代から



この方針は、以前紹介した「生活防衛資金は月間支出の2〜3ヶ月分、多くても半年分を現金で確保する」という考え方とセットになっています。生活防衛資金として確保しているその分は別枠として維持しつつ、それ以外の余剰な現金はできるだけ持たない、というのが僕の基本スタンスです。それ以上の資金が必要になった場合は、投資信託等を取り崩せばよいと考えています。
インフレで現金の価値が目減りするという考え方


「インフレが怖いから現金を持たない」という感情的な話ではなく、物価が上がれば、同じ金額の現金で買えるものが実質的に減っていくという、ごく単純な理屈に基づいた判断です。この理屈自体は、経済学や財務の知識がなくても理解できるシンプルなものですが、「分かってはいるけど、なんとなく現金を厚めに持ってしまう」という人は意外と多いのではないでしょうか。


今は例外的に現金を厚くしている理由

現金を厚くしている理由
- これまでの「予備の現金」の目安: 生活防衛資金とは別に100万〜200万円程度で十分と考えていた
- 現在の方針: 住宅購入を見据えて、その倍程度(200万〜400万円程度)まで増やす方向に転換中
- 理由: 頭金や諸費用など、住宅ローンやクレジットカードでは賄えず、現金で用意する必要がある支出を見込んでいるため


普段は現金を薄く、目的が明確なタイミングだけ計画的に厚くするというのが、僕なりのバランスの取り方です。「一律にとにかく現金を持たない」というわけではなく、大きな支出の予定が見えている時は、その分だけ前もって現金を用意しておくという考え方です。
現金を厚くする・薄くするの判断基準
ここまでの考え方をまとめると、現金比率の判断基準は次のようになります。
現金比率を考える時の判断基準
- 生活防衛資金(月間支出の2〜3ヶ月分、多くても半年分)は、何があっても現金で確保しておく
- それ以外の余剰資金は、基本的には投資に回してリスクを取る(インフレで現金の実質価値が目減りするため)
- 住宅購入等、ローン・クレジットカードでは賄えない大きな支出の予定が見えたら、その分だけ計画的に現金比率を上げる
- 支出の予定が一段落したら、また現金を薄くする方針に戻す

リスクを取れる年齢・ライフステージだからこそ投資に回す、という考え方は、「iDeCoの運用実績と転職時に慌てた移換手続きの実体験を公開」で紹介した「まだこの年齢だからリスクを取れる」という判断とも通じるところがあります。
まとめ


現金比率に絶対の正解はありませんが、生活防衛資金というベースラインを決めた上で、その先は目的に応じて柔軟に調整するという考え方は、多くの方の参考になるのではないかと思います。