資産形成・FIRE

iDeCoの運用実績と転職時に慌てた移換手続きの実体験を公開

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HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

iDeCoってNISAと何が違うんだろう・・・企業型DCとは何が違うのかもよく分からない・・・

この記事では、実際に個人型のiDeCoに加入している僕の運用実績と、転職時に慌てた移換手続きの実体験を正直に紹介します。

iDeCoを検討しているけど、

  • 企業型DCと何が違うのか分からない
  • 運用商品をどう選べばいいか迷っている
  • 流動性が低いと聞くけど、実際どれくらいデメリットなのか知りたい

HIRO
本サイトを運営している中小企業診断士のHIROです。
HIRO
NISAに加えてiDeCo(個人型確定拠出年金)も上限額いっぱいで運用しているんだけど、転職のタイミングで移換手続きをうっかり忘れかけて、ヒヤッとした経験があります。今日はその実体験を交えて紹介します。

iDeCoとは?企業型DC・NISAとの違い

iDeCo(individual-type Defined Contribution plan、個人型確定拠出年金)は、加入者自身が掛金を拠出し、自分で運用商品を選んで老後資金を積み立てる私的年金制度です。会社が掛金を拠出してくれる「企業型DC」とは異なり、掛金は基本的に自分の口座から拠出します。

YU
NISAと何が違うの?
HIRO
一番の違いは税制優遇の種類と引き出せるタイミングだよ。NISAは運用益が非課税になる制度で、いつでも引き出せる。一方iDeCoは、掛金が全額所得控除の対象になる分、原則60歳まで引き出せないんだ。

iDeCo・企業型DC・NISAの違い(概要)

  • iDeCo(個人型): 加入者自身が掛金を拠出、自分で金融機関・運用商品を選ぶ
  • 企業型DC: 会社が掛金を拠出(会社によっては従業員が上乗せする「マッチング拠出」もあり)
  • NISA: 運用益非課税、いつでも引き出し可能
  • iDeCo・企業型DC共通: 原則60歳まで引き出せない、掛金は所得控除の対象
HIRO
僕の場合、今の勤務先には企業型DCの制度自体がないから、個人型のiDeCoに自分で加入しているんだ。

わが家のiDeCo運用実績

実際の掛金・運用商品をそのまま紹介します。

わが家のiDeCo運用実績

  • 運営管理機関: SBIベネフィット・システムズ
  • 掛金: 月23,000円(企業年金のない会社員の拠出限度額いっぱい)
  • 運用商品①: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)「オルカン」 50%
  • 運用商品②: eMAXIS Slim 国内株式インデックスファンド 50%
  • 債券によるリスク分散: なし

YU
債券を入れずに株式100%というのは、ちょっと思い切ってるね?
HIRO
そうだね。一般的には年齢が上がるほど債券の比率を増やしてリスクを抑える考え方もあるけど、まだこの年齢なのでリスクを取れると判断して、あえて株式インデックスだけに絞っているんだ。どちらもeMAXIS Slimシリーズで揃えているから、信託報酬の低さという点でも安心して選べているよ。

iDeCoは金融機関(運営管理機関)によって選べる運用商品のラインナップや口座管理手数料が異なるため、どこでiDeCo口座を開設するかも重要なポイントです。僕はSBIベネフィット・システムズでiDeCoの口座を開設し、その中でeMAXIS Slimシリーズの商品を選んでいます。

掛金の月23,000円は、企業年金(企業型DCや確定給付企業年金など)のない会社員の拠出限度額にあたります。僕の場合、今の勤務先には企業型DCの制度がないため、この上限額まで拠出しています。

マッチング拠出はある?前職との違い

HIRO
今の会社にはそもそも企業型DCの制度がないから、マッチング拠出(会社の掛金に従業員が上乗せする制度)もないよ。ただ前職には企業型DCがあったんだけど、そこでもマッチング拠出はなかったな。

マッチング拠出は、企業型DCに加入している会社員が、会社の掛金に上乗せして自分でも掛金を拠出できる制度です。上乗せした分も所得控除の対象になるため、企業型DCにマッチング拠出の制度がある会社に勤めている場合は、活用を検討する価値があります。ただし全ての企業型DCにこの制度があるわけではなく、HIROの前職のように、企業型DCはあってもマッチング拠出はないというケースも珍しくありません。

転職時に慌てた、移換手続きの実体験

HIRO
正直、一番苦労したのはここ。前職から今の会社に転職した時、前職の企業型DCの資産を個人型iDeCoへ移換する手続きが必要だったんだけど、これがめんどくさくて、うっかり忘れかけていたんだよね。

企業型DCに加入していた人が退職し、転職先に企業型DCがない(またはiDeCoに移換する)場合、原則6ヶ月以内に個人型iDeCoへ資産を移換する手続きが必要です。この手続きを忘れて放置すると、資産は自動的に現金化され、国民年金基金連合会へ「自動移換」されてしまいます。

自動移換されるとどうなる?

  • 移換時に4,348円の手数料がかかる
  • 4ヶ月目以降、毎月98円(年間1,176円)の管理手数料が資産から差し引かれる
  • 現金化されるため運用がストップし、資産を増やせない
  • 60歳になっても、そのままでは引き出せない(あらためてiDeCo等へ移換する手続きが必要で、その際さらに550円かかる)
  • 自動移換されている期間は「通算加入者等期間」としてカウントされず、受け取り開始年齢が60歳より遅くなる可能性もある
HIRO
僕の場合、この6ヶ月の期限ギリギリで、あわや自動移換される直前で何とか手続きを間に合わせたんだ。もし忘れたままだったら、余計な手数料を払い続けた上に、その間は運用も止まっていたことになる。

YU
転職の手続きって他にもいろいろあって忙しい時期だから、うっかり忘れちゃう人も多そうだね。
HIRO
まさにそうなんだよね。転職時にやることリストの中に「企業型DCの移換手続き」を必ず入れておくことをおすすめするよ。

流動性の低さはデメリット、それでも上限まで拠出する理由

HIRO
iDeCoの最大のデメリットは、原則60歳まで引き出せないという流動性の低さ。正直、NISA枠を優先した方がいいんじゃないかと思う場面もある。

YU
それでも上限額まで拠出し続けているのはなぜ?
HIRO
掛金が全額所得控除の対象になる税制優遇が大きいから。所得税・住民税の負担が軽くなる効果は、毎年確実に得られるメリットだからね。老後まで引き出せないという制約を理解した上で、その制約があるからこそ税制優遇が手厚いと割り切って、上限額いっぱいまで拠出するようにしているよ。

NISAと確定拠出年金をどう使い分けているか、資産管理の仕組み全体は「NISAと確定拠出年金を夫婦でどう使い分ける?わが家の資産形成の仕組みを公開」で詳しく紹介しています。手数料の低さを重視する考え方は「ロボアドバイザーは今もやってる?WealthNavi・THEOを実際に使って辞めた理由」とも共通しています。

まとめ

HIRO
iDeCoは税制優遇が魅力だけど、流動性の低さと転職時の移換手続きには要注意、というのが実際にやってみた実感だよ。
YU
特に転職のタイミングは要チェックだね。

この記事のポイント

  • iDeCoは個人型、企業型DCは会社が掛金を拠出する制度で、それぞれ異なる
  • 企業年金のない会社員の拠出限度額は月23,000円
  • 運用商品は年齢に応じてリスクを取れる範囲で選ぶ(わが家はオルカン・国内株式インデックスを半分ずつ、債券なし)
  • 転職時は前職の企業型DCの移換手続きが必須。6ヶ月放置すると自動移換され手数料が発生、運用もストップする
  • 流動性の低さはデメリットだが、掛金の所得控除という税制優遇を重視して上限額まで拠出

iDeCoもNISAも、それぞれの制度の特徴を理解した上で、ご自身に合った使い分けを検討してみてください。




  • この記事を書いた人

HIRO

30代の経済産業省登録の中小企業診断士。日々の家計の節約術・決算資料から投資に役立つポイント解説を発信します。 妻と3歳の子どもの3人暮らし。夫婦でサイドFIREを目指してます。

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