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【サラリーマン04】サラリーマンは定年退職後にいくら年金をもらえるか

サラリーマンとして最後まで働き続けたとして、定年退職後に安心して生活していけるのかどうか。
これは非常に大きな問題です。
一般的なサラリーマンとして定年退職まで働き続けたとして、いったいどれくらいの年金がもらえるのかを調べてみました。
厚生労働省の発表内容を見ると、平成25年の年金支給額の平均は以下の通りです。
・国民年金(1人あたりの老齢基礎年金満額):65,541円
・厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額):230,940円
自営業者の場合は国民年金だけになりますので、夫婦2人で月額131,082円の受給となります。
そして、夫が一般的なサラリーマンで平均的収入(平均標準報酬36万円)で40年間勤務し、妻がその期間すべて専業主婦だった場合の年金受給額が、夫婦2人で月額230,940円ということです。
ここからさらに15%~20%の所得税が引かれます。
国民年金だけではとても生活していけません。
サラリーマン家庭で厚生年金を受け取れたとしても、毎月の手取り額は20万円未満になります。
夫婦2人で月20万円の年金収入だけで生活していけるのかどうか。
これはかなり難しそうです。
そして、この金額は今現在年金を受給されている方の金額です。
今後年金受給額はどんどん減らされていくことがわかっていますし、支給年齢も現在の65歳から70歳まで上げられるのではないかと言われています。
ますます厳しい状況です。
次回は、私たちの老後の生活には毎月いくらくらいの生活費がかかるのかという観点から、一般的なサラリーマンが定年退職後に年金だけで生活できるのかどうかを調べてみます。
ちなみに、ごく一般的なサラリーマンが定年退職後の生活に困らないように今から準備しておくために、こちらの情報を活用されている方が増えています。