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【財政04】決して減らない日本の財政赤字

日本人の幸福感が低いことの根本的な原因は、政府が信頼できないためであるということを書きました。
過去の長期にわたる悪政による結果である現在の日本の状況を、今から急に改善することなど到底できませんから、私たち日本人はそれを受け入れながら自分の身は自分で守っていくしかありません。
現在の日本には、私たちの生活に直結するたいへん大きな課題があります。
それは財政赤字です。
これは、長年の悪政によって膨れ上がってきたものですが、できるだけ早いうちに手を打たなければならない喫緊の課題です。
現在、日本の借金総額は、1200兆円を超えています。
これほどまでの借金をしている国は、世界中を探しても日本以外にはありません。
つまり、日本は世界一の借金大国なのです。
日本の国家予算は100兆円に届きそうな勢いになっているのに比べて、税収はその半分程度です。
国民にとってたいへん大きな負担である消費税をどんどん上げてきているのにも関わらず、です。
では税収でまかなえない部分はどうしているのか。
すべて借金でまかなっています。
国債をどんどん発行することによって、借金を積み重ねてなんとかやりくりしているわけです。
日本の借金の額は、年々増え続けています。
実際には、年々というレベルではなく、秒単位で増え続けています。
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リアルタイム財政赤字カウンター
愕然とする状況ですね。
財政赤字は毎年積み重なっていき、当然のことながら今後も増える一方です。
過去の日本にはかなり好景気の時代もありました。
そう、バブルの時代ですね。
この頃には日本全体の企業が大きな収益をあげていますから、今よりずっと大きな税収がありました。
さすがにバブル期には少しくらい赤字を減らすことができていただろうと思うかもしれませんが、政府はそのときも国の借金を減らすどころか横ばいにすらできなかったのです。
今後もずっと借金は増え続けることは間違いありません。
これは今の政府も認めていることです。
では、いったいいくらまで借金を続けることができるのでしょうか。
実は、今までのように借金を続けられる期限は、もうすぐそこまできていることがわかっています。